子供が生まれたら預けて働きたいけど、保育園ってどうやったら入れるの?
待機児童って社会問題になっているけど、うちは大丈夫なの?と心配な産休・育休中のお母さんも多いですよね。
この記事では、保育園入園に関して、
・そもそも、保育園にはいくつか種類があるらしい!それぞれどんな特徴があるの?
・保育園の申し込みは、いつから準備すれば良いの?
など気になるポイントも踏まえ、 ①入園が決まるまでにやること ②入園が決まった後にやること を詳しく解説します♪
保育園には3種類ある?!それぞれの違いと特徴を解説!
保育園は、大きく分けて3種類あります。それぞれの違いと特徴を以下にまとめてみました。
認可基準 | 保育内容・サービス | |
認可保育園 | 国の基準(広さ・保育士の人数・給食室があるか)を満たしていて認可された園 | 保育時間7時〜18時の中で決められていて国の許可が必要なので自由度は高くない |
認可外保育園 | 各都道府県知事に認可された園 | 教育方針に合わせて自由に設定できる |
企業主導型保育園 | 各都道府県知事に認可された園 | 就労スタイルに合わせてくれる
(夜間保育・休日保育など) |
この記事では分けていますが、正確には、企業主導型保育園も認可外保育園にカテゴリ分けされます。
認可保育園は支給認定の点数によって入れるかが決まる!
認可保育園には誰でも入れるというわけではありません!
認可保育園に入園するには、保育が必要だと自治体に認めてもらわなくてはいけません。これを保育の必要性の認定といいます。
保育の必要性の認定は、就労・出産・疾病・障害・介護・就学などの様々な理由で申請できます。認定してもらうにはパパ・ママ両方の証明が必要です。
大都市ではクラスの定員に対して希望者が殺到しているため、各家庭ごとに点数がつけられて その点数の高い家庭から優先で入園が決まるのです。
点数は以下の2つの基準で判断されています。
基準指数 | 就労状況と健康状態によって決まる点数 |
調整指数 | ひとり親世帯・同居など家庭によって加点・減点の調整をする点数 |
もし同じ園を希望している家庭の点数が一緒だった場合は、保育園を見学したか・収入や保育料を滞納していないか・兄弟の状況・生活保護世帯かどうかなどを自治体が判断して入園が決まります。
各自治体で、前年度の点数の基準は公開されているので、気になる園が認可保育園の場合、まずはご家庭の状況を前年度の点数の基準にあてはめて確認してみてください♪
ちなみに、その年の各家庭の点数は正確には、公表されません。つまり点数は目安でしかわからないということです。ですが、自治体窓口では落ちた場合に自分が何番目か、待機児童が何人いるかということを教えてくれる場合もあります。
認可外保育園に入園するには?契約は保育園と直接結びます!
認可外保育園の申し込み・契約どちらも、直接入りたい園と結びます。
基本的には、親の勤務証明や就労状況などの証明は必要ありません。
定員制になっているので、空きがあれば入れます!
しかし、予約が殺到している人気の保育園では、保育園によって選考の基準が設けられている場合もあります。
認可外保育園に入りたい場合は、まず自分の住んでいる地域や通える範囲の保育園の情報を集めましょう。
HPにも情報がのっていない場合は、園に直接連絡をしてみます。
連絡する場合、朝と夕方は送り迎えで保育園側も忙しいことが多いので、避けるのがおすすめです。
認可外保育園に入る際は、自治体からの助成金がもらえる可能性がありますが、その手続きは自治体の窓口で行いましょうね♪
企業主導型保育園に入園するには?企業枠と地域枠って?
企業主導型保育園とは、「企業で働いている従業員の方のための保育サービス」として開始された保育園です。
運営する企業の社員家族が優先的に入園できますが、地域の方に向けた地域枠も用意されています。
入園方法は、運営会社の社員であれば会社を通して手続きを行います。地域枠であれば就労証明を運営企業に提出して手続きします。入園条件は認可保育園に比べるとゆるやかな園が多いです。
入園までの流れですが、
1.施設見学
2.面談
3.書類提出
4.入園許可
の流れが一般的です。
企業主導型保育園も大まかに言えば認可外保育園にカテゴリ分けされるため、園と直接契約を結びます。
企業主導型保育園の特徴についてもっと詳しく知りたい!という人は、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください!
参考記事: 企業主導型保育園とは?入園方法やメリット・デメリットをご紹介
保育園入園のスケジュール作りはこうやる!早生まれは特に注意!
入園条件を確認したら、次にそれぞれの入園時期に合わせた具体的なスケジュールを考えてみるのがおすすめです♪
今回は、特に悩む方が多い、早生まれのお子さんの入園についても解説していきます!
まずは、保育園に入るまでに親御さんがすべきことの大まかな流れです♪
1. | 職場復帰の時期を整理 | いつからこどもを預けるべきか分かります |
2. | 自治体や園のHPから情報収拾 | できる限り丁寧に調べましょう。 |
3. | 保育園見学の申し込み | 保育園の見学を行います。同時に、自治体や園のHPで入園制度の確認も行います。 |
4. | 保育園入園の申し込み | 自治体や、各園に申し込みを行い入園許可を待ちます。 |
上記の流れで保育園の申し込みは完了します。時期に分けて説明します。
4月入園希望の場合は早めの準備が必要です!
一番人気の4月は入園希望者も多いため、申し込みのかなり前から準備しておくことがおすすめです。
自治体によっては、申し込みが開始する10月から入園申し込み専用の問い合わせダイヤルが用意されたり、通常とは別に窓口が設置されている場合もあります。
分からないことがあればすぐに問い合わせましょう。
4月〜9月 | 情報集め・見学 |
10月〜12月 | 一次申し込みで在園児の翌年度の申し込みが開始 |
二次申し込みで新規入園希望者の申し込みが開始 | |
空きがあれば三次申し込みでさらに追加募集される | |
1月〜2月 | 入園許可がおりる |
3月 | 入園前面談・入園準備 |
チャンスがあれば途中入園も可能?
認可保育園の場合、空きがあれば年度途中に申し込むことも可能です。
その場合、希望する入園日の遅くとも1ヶ月前には書類を提出する必要があります。
もし入園できなかった場合、もう一度書類を提出する必要がある地域と一度出せば、待機児童として扱ってくれる地域があります。
各自治体によって異なるので、必ずお住まいの自治体の最新の情報を確認してください。
入園希望の2ヶ月前まで | 情報集め・見学 |
入園希望の1ヶ月前まで | 申し込み・書類提出 |
入園希望の2週間前 | 入園許可がおりる |
※注意点
保育園に預けられるのは生後約3ヶ月(生後57日)から。
4月の時点で生後3ヶ月になっていないため預けることが出来ません。
そのため、早生まれの0歳から入園させたい場合、どうしても途中入園になってしまいます。
うちの子供は2月生まれでした。
0歳児は枠が少ないため空きがないことが多く、職場復帰と保育園の入園の時期には苦労するかもしれません。
認可保育園よりは、認可外保育園の方が途中入園しやすいので、 認可外保育園も頭に入れながら保育園選びをしておくのをおすすめします。
保育園選びが中々はかどらない…なんて人もいると思います。
私も保育園選びのときにはなかなか決められず、先輩ママの意見が聞きたいなんて思ったこともありました…。
そんなお悩みを持つ方のために私が今の保育園を選んだ理由と、実際に通い始めた感想を以下も記事にまとめてみました!少しでも参考になれば嬉しいです^^
保育園に入園が決まったら何を準備したらいいの?
入園が決まったら準備をはじめます。ほとんどの園では入園前の面談や、入園式等できちんと説明されるので、保育園の指示があるまでは待ってください。
ただし、仕事が始まると慣れない保育園生活との両立で買いに行く余裕がなかったりすることもあるので、ほとんどの保育園で用意が必要な物をリストアップしてみました!
とにかく数が必要なものが多いので、入園が決まったら、保育園用に意識して洋服などを選んでみてもいいかもしれません。
保育園の入園前には準備品としてこれがあると便利!
・タオル(お手拭き・フックにかけられるもの)
雨が降ったり、仕事で疲れて洗濯できなかったりすることもありますよね。毎日清潔なものを持っていけるよう多めに用意しておきましょう。
・おむつスタンプ
保育園では子供の持ち物に必ず記名が必要。おむつなどは毎日持っていく必要があるので、子供の名前のスタンプが大活躍します。スタンプを押すだけなので、パパにも簡単です。
・動きやすいパンツ・シンプルなトップス
スカートは裾を踏んで怪我をしてしまう可能性が高いので、ボトムはズボンが良いです。走り回ったりするので動きやすいパンツを用意してあげましょう。裾が長いのも危険なので、サイズのあったものがベスト。
トップスは、引っ張ったりする可能性もあるのでパーカーが禁止されている園が多いです。ボタンやジッパーがついているものではなくシンプルなトップスがおすすめ。
保育園の1日のスケジュールを確認してみましょう!
いよいよ保育園に通うことになります。保育園の1日のスケジュールを確認してみて、入園の少し前からそのリズムに合わせて生活していくと入園後もスムーズです。
7時〜9時 | 登園 |
10時 | 3歳以下の未満児のおやつ |
12時頃 | 給食 |
13時 | お昼寝 |
15時 | おやつ |
16時 | 降園 |
18時〜 | 居残り保育 |
朝は出勤時間に間に合うように早めに起きて準備しましょう。時間に余裕をもつと子供にもゆったりとした気持ちで接することができます。
子供は保育園ではお昼寝もありますが、毎日夕方まで友達や先生とたくさん遊んで帰ってくるので、夜は早く寝てくれます。
まとめ:保育園に入園するには事前準備が大切!
共働き家庭や核家族が増えたこともあって、保育園に入園させたい保護者はどんどん多くなっています。 保育園の入園のタイミングは、育休からの職場復帰のタイミングとかぶりますので、ついつい忙しくなってしまいがちです。あらかじめ事前準備をしておきましょう♪
また、事前に各園の情報を集めて、家庭の教育方針や就労ペースに合った保育園を選んでいきましょうね。大切なお子様が1日のほとんどを過ごす保育園。希望の園に入園するためにはしっかりと事前準備をして入園に備えてください。
そして、保育園の選び方や、わたしが個人的におすすめしているプリスクールに関しても書いてみたのでぜひ読んでみてください♪
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