練馬区の認可保育園である「まちの保育園小竹向原」。六本木と吉祥寺にも同様に園がありますが、今回は小竹向原の園の住所やアクセスや開園時間の基本情報を調べました。
まちの保育園は、子ども自身の興味や関心を大切にし、その成長をサポートする環境作りに力を入れている園です。また教育方針やカリキュラム・気になる口コミまで徹底的にまとめています☆
数ある保育園選びにお悩みのママ必見です!
まちの保育園の基本情報
保育時間 | 7:30~20:30 |
受け入れ年齢 | 生後57日~6歳 |
住所 | 〒176-0004 東京都練馬区小竹町2-40-5 |
アクセス | |
TEL | Tel : 03-6906-3201 |
ホームページ | まちの保育園(小竹向原) |
まちの保育園のカリキュラムは地域に開かれたオープンな環境で過ごせるのが特徴!
引用元:まちの保育園
まちの保育園では、決められたカリキュラムをこなすのではなく、子どもたちが主体的に問題を発見し解を見いだしていく「アクティブラーニング」(能動的学習)主体のカリキュラムを取り入れています。
個の尊重を重視し、全員が同時に同じことをする「一斉保育」は行わず、小グループでの活動が中心。日々の探求の時間を大事にしています。
子どもが興味を持つものは、本当に人によってそれぞれですよね。それを追求できる環境なので、子どもの好奇心や考える力を育むには良さそうですね★
まちの保育園の気になる教育方針は?
引用元:引用元:まちの保育園
まちの保育園では、レッジョ・エミリア教育を取り入れています。レッジョ・エミリア教育とは、北イタリアの小都市レッジョ・エミリア市でかたちづくられた教育であり、専門的に様々な理論や教育思想を土台にしながら、コミュニティ(共同性)の中で保育を行うことで、子どもの多様性や可能性を伸ばすというもの。
レッジョ・エミリア教育と言われても、なかなか聞き慣れないとは思うのですが、”交流”を重視しています。
園にカフェが併設してあったり、地域住民向けにイベントが開催されたりと、保護者をはじめとし開かれたコミュニティでの保育環境が特徴的です。
まちの保育園に通う5つのメリット
- 手作りの給食
- 園庭がある
- 延長保育あり
- 価値観の多様化を育む開かれた環境
- 特色ある保育施設
1. 手作りの給食
引用元:引用元:まちの保育園
園内にキッチンがあり、手作りの給食とおやつが毎日提供されます。温かく栄養面もしっかり考えられたメニューをいただけるのは嬉しいですね★
親にとっても毎日のお弁当づくりから解放されるので、助かりますね(^^♪また、嬉しいことに給食費は区で負担のため、無料です!
2.園庭がある
引用元:まちの保育園
都内にある認可保育園としては珍しく園庭があります。緑の多い園庭で、木でできた遊具もあり充実しています。小さな砂山もあり、子どももどろんこになって夢中で遊べそう!
園内に園庭があると、安全に遊べるという点でも親としては安心ですね(^^♪
3. 延長保育あり
引用元:まちの保育園
まちの保育園では、延長保育も実施しています。20:30までと一般的な保育園の延長保育と比べるとかなり長め!標準保育時間適用の家庭であれば、最長11時間まで通常の保育時間となり、それを超えた分は延長保育となります。園に直接延長保育を申し込みます。
終業時間が遅めの家庭や残業が多い家庭には大変心強いですね!
4. 価値観の多様性を育む開かれた環境
引用元:まちの保育園
まちの保育園の大きな特徴は、地域と一体化した環境での保育。
「コミュニティコーディネーター」と呼ばれるスタッフが各園に1名常駐しています。
子どもたちを日常的に見守るのはもちろん、保護者・保育者の気持ちもしっかりとくみ取り、一方で町内(大学、図書館、地域高齢者のコミュニティーなど)に出向きながら『子どもたちの興味・関心』と『地域の人・施設』をつないでいくという他の園にはない特徴的な活動をしています。
たとえば、子どもたちが鳥に興味があるのなら、鳥に詳しい人を町内から探す。大学の学生がおもしろいワークショップを企画していれば、大学生と子どもたちとの接点をつくる、といった感じで様々な人や価値観に触れる機会がたくさん。
社会の中で見守られながら育つことができる環境は、現代では貴重な経験ですね★
5. 特色ある保育環境
引用元:まちの保育園
冒頭でも触れましたが、まちの保育園ではレッジョ・エミリア教育を取り入れています。その中の一環として交流が活性化する施設も特徴的!
育ち・学びを記録した“ドキュメンテーション”の展示や写真・動画の共有をするギャラリーやこどもたちが自ら創作活動を広げていくアトリエもあり粘土、絵の具、ハサミ、筆など必要なものを揃えています。
また、プラスチックの筒、緩衝材、何かに使われていた部品など様々な素材を手に取りたいと思うようにディスプレイをした「素材庫」もあります。
子どもたちの自由な発想を存分に発揮できるような環境作りをされていることが分かりますね★
まちの保育園の2つのデメリット
まちの保育園のデメリットに感じた部分も2つご紹介。
1.専門的な教育カリキュラムは期待できない
2.行事が少ない
1.専門的な教育カリキュラムは期待できない
英語やリトミックといった教育的なカリキュラムはないようです。みんなで一斉に何かをするというより、各々が興味を持ったことをしていく方針なので、何か習わせたいなと思ったら別途習い事に通う必要がありますね(/_;)
せっかく吸収力の高い時期なので、そういったカリキュラムがないのは少しもったいない気がします(T_T)
私の子供は英語教育に力を入れている豊島区のファンシャインアカデミーを選びました。これから国際人としての力がますます求められる世の中になっているからこそ、やっぱり英語教育は重要だなと私個人としては感じています★
以下の記事で英語についてより詳しく解説しています。
参考記事:保育園から英語を習う必要はある?メリット6つと保育園の選び方を解説!
2.行事が少ない
上記のように、子どもの探求心を大切にした保育を重視しているので、準備にたくさんの時間が必要になる運動会やお遊戯会といった行事はありません。
普段の様子はギャラリーで詳細に展示されているものの、運動会などで頑張っている様子などは目の前でみたいものです。その点は少し残念かも(/_;)
まちの保育園に通うのにかかる費用は?
入園料 | 入園料:0円
(着替えやタオル等準備物に約15,000円~30,000円) |
月々の保育料 | 0円~72,500円 |
無償化は対象?
まちの保育園は無償化の対象!
0~2歳は住民税非課税世帯のみ、3~5歳は全ての子どもの利用料が無料です。
初期費用
認可保育園のため入園料は不要です。
一般的な認可私立保育園の場合は、初期費用は約50,000円~100,000円と言われているので、費用的にはかなり抑えられますね!
月々の費用
認可保育園のため区が保育料を設定しており、0~2歳の保育料は世帯収入により変わります。
0~2歳 | 0円~72,500円 |
3~6歳 | 0円 |
無償化の対象のため3~6歳児は保育料が無料!
更に給食費も区の負担のため、月々の費用も格段に抑えられますね。
また、保育園の費用がどのように変わるのか?もっと知りたい方は、ぜひ下記の記事も読んでみてくださいね。
参考記事:保育園の費用っていくらかかるの?費用の詳細を徹底解説!
まちの保育園に入園するまでの流れ
引用元:まちの保育園
まちの保育園は練馬区の認可保育園のため、区に入園の申込みをします。
説明会・園見学会に参加 | 10月頃 |
願書配布 | 随時 |
出願・面接 | 出願:基本的には入園希望の前月まで。
(但し1.2.4月入園の場合は別) 面接:入園の前月 |
STEP1 説明会・園見学に参加
入園を検討している人のために毎年10月頃に見学会が開催されています。園に直接メールでの申し込みが必要です。
個別での見学は行っていないのと、見学会は定員があるので気になる人はこまめにHPで日程をチェックしたほうがいいかも。
STEP2 願書配布
「保育の必要性の認定」申請・入園申し込みを区役所にします。「保育の必要性の認定」の申請書は区役所のHPもしくは直接区役所で随時入手可能です!
STEP3 願書提出・面接
申し込みは必要書類を添えて、区に提出します。保育の必要性が点数化され、入園の可否は区が決定します。
基本的には入園希望月の前月10日までに申し込む必要がありますが、1、2、4月入園を希望する場合は、申し込み期限が変わります。詳しくは練馬区のHPをチェックしてみてくださいね★
入園可能の通知があれば、入園内定園で集団保育が可能かどうか面接・健康診断を行ないます。認可保育園の面接は面接で入園が決まる!というものでなく、内定した園で健康状態やアレルギーの有無など「集団で保育が出来るか」ということを確認するためです。
まちの保育園の評判や口コミを紹介
実際にまちの保育園に通っている保護者の方の口コミも調べてみました!
「スタイリッシュな外観の保育園。街ぐるみで子供の可能性を引き出そうというコンセプトの元、カフェやギャラリーを併設。近所の人たちが集まる人気のスポット」
「行事、その準備がほとんどなく、子ども達がおのおの好きな事をして過ごしています。 幼児になると、保育園が退屈、つまらないと言う子も多く、もう少し刺激を与えてほしいです。」
開かれた空間が人気の保育園のようです。園児の自主性を尊重してくれているようですが、やはりカリキュラムの充実度を求める方は向かないかも……
まちの保育園はこんな方におすすめ
引用元:まちの保育園
認可保育園でありながら特色ある環境が印象的なまちの保育園。地域コミュニティと施設を一体化させる方針が注目を集め、メディアにも多く紹介されています。
- 遊ぶことを大切にのびのびと育てたい人
- 地域の中で育児をしたいと考えている人
核家族が多い中、限られた人間だけでなく多くの人と接して欲しいと考えている家庭にはおすすめです!
そして、何度もお伝えしたとおり、反対に、英語やリトミック、算数など教育面の充実を求めている家庭には不向きです(>_<)
まとめ
引用元:まちの保育園
子ども自身の興味や関心を大切にし、その成長をサポートする環境作りに力を入れている園ということが分かりました!しっかりとした教育や、皆の一緒に何かをするという経験を求めている家庭には、物足りないと感じたまちの保育園。オープンな環境でのびのびと育って欲しいと考えている家庭におすすめです。
また、本記事で何度もお伝えしたとおり、英語や受験など、もう少し専門的なカリキュラムが欲しいという方は、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。
練馬区でおすすめの保育園をまとめています!
コメント