保育園から子供に英語を習わせることを考えているママやパパは、その必要性やメリットを知りたい方が多いのではないでしょうか?
子供の成長に大きくかかわる保育園での英語教育ですから、失敗はしたくないのはもちろん、より良い教育環境に子供を預けたいと思いますよね!
この記事では保育園から英語を習うことの具体的なメリット・デメリットと英語教育を行っている保育園の選び方を解説していきます。保育園選びでお悩みの方はぜひ参考にしてください♪
保育園で英語を習う6つのメリットとは?
「小さいころから英語を習うと将来役に立つよ」そんな言葉をよく聞きますよね。では具体的にどういった部分が役に立つ・有利かご存知でしょうか。
保育園から英語を習うことで、
①大幅な英語力向上に向けた土台ができる
②貴重な英語脳を獲得できる
③ネイティブの発音を習得しやすい
④発音を聞き分けられる英語耳を習得できる
⑤多様な文化に触れることで価値観が広がる
⑥学校を始めとした子供の将来の選択肢が増える
など、たくさんのメリットがあります。
以下では、これらのメリットを具体的に紹介していきます。
メリット①大幅な英語力向上に向けた土台ができる
子供の吸収力のすごさは間近で見ているママやパパならよくわかりますよね。人間は若ければ若いほど柔軟に知識を身につけることができます。そして、吸収力が大きい幼少期に英語教育を始めることで英語力の大幅な成長の土台を作ることができます。
つまり、小さい頃から英語を話したり聞いたりすることで、自然と英語の感覚がインプットされ、小学校、中学校以降で英語を学ぶ時にもスムーズに学べるようになるのです。
TOEICなどのテストで高得点を叩き出す人は、幼少期から英語教育を受けていた人が多いというデータもあるようです。
さらに保育園のクラスは小学校や中学校と比べると少人数制。より頻繁にコミュニケーションを先生と取ることができるので、日本人が苦手なスピーキングまで含め、英語力の土台を身につけることができますよ♪
メリット②貴重な英語脳を獲得できる
日本語は英語を始めとした多くの言語と比べると、特殊な言語といわれているのを知っていますか?これは日本語の文章の構成や文法が英語などの多くの言語とまるっきり違うことが原因です。
日本語にどっぷり浸かると、英語の文章の構成や文法を考えることがスムーズにいかなくなってしまいます…
ですが、頭が柔らかい幼少期に英語教育を受けることで、英語の文法や文章構成を抵抗なく学ぶことができるんです!
その結果、
- 英語の文法を難なく理解することができる
- 英語全般に対する苦手意識がなくなる
- 文法の理解が進んでいるので読み書きや会話に違和感が生まれない
ようになり、自然な英語を習得できます。
これを英語脳を獲得するといいます。
英語脳の獲得は保育園からの英語教育に秘訣があるのです。
メリット③ネイティブの発音を習得しやすい
英語を教える保育園の先生のほとんどがネイティブスピーカーであることはご存知でしょうか。日本人の先生も帰国子女のみ採用されていたりと、先生は言語能力が高い人だけが選ばれています。
保育園や幼稚園で英語を教えることは義務ではないため、小学校のように先生が授業の一環として教えるわけではありません。保育園での英語教育を強みとするために先生を採用するので、採用水準が高いものになるという仕組みです。
ネイティブの英語を常に聞いていれば、もちろんネイティブの発音を習得しやすくなります。「もしかして帰国子女ですか?」と間違われてしまうのも夢じゃないかも♪
メリット④発音を聞き分けられる英語耳が習得できる
「LとRの発音の違いがわからない…」定番の悩みですよね。
これは耳が発音を聞き分けられるよう鍛えられていないから。しかし、幼少期から英語教育を受けることで正確に英語の発音を聞き分けられる「英語耳」を習得することができます。
発音を聞き分けられなければ会話をスムーズに進めることができません。英会話で発音を聞き分けられないことは確実に会話に影響します。ネイティブの先生による会話を日常的に聞くことで英語耳を習得することが可能ですよ。
日本人にして英語のネイティブにしかわからない微妙な発音まで聞き分けられるようになるのはすごいですよね♪
逆にそれを身につけられるのは、ネイティブの先生がいっぱいいる環境を考えると保育園が最後です!
メリット⑤多様な文化に触れることで価値観が広がる
ネイティブの先生との会話や、英語の授業を受けることで価値観を大きく広げることができます。幼少期に様々な考え方を吸収することで豊かな価値観を形成することができるのです。
特に英語を学ぶ時には、英語では、相手を苗字ではなく名前で呼ぶことが多いなど、日本との文化の違いなども同時に学べることが多いです。
授業を通して国内外の知識を吸収し、英語力だけでなく人としての価値観も成長します。英語が話せるようになることも重要ですが、人としての成長も幼少期の英語教育によって自然になされるのです。
メリット⑥学校を始めとした子供の将来の選択肢が増える
「英語を話せる」ことは子供の将来にとって選択肢を広げる役割を果たしてくれます。小学校の選択肢の幅が広がったり、就職に有利に働いたり、交流できる人の数を増やしてくれたりと可能性は無限に広がります。
英語が話せなくとも難なく生きていくことはできますよね。ですが英語を話せることで子供の人生をどんどん豊かにすることができます。子供の人生の可能性を広げることは子供への最高のプレゼントであることはもちろん、ママやパパにとっても嬉しいことではないでしょうか。
保育園で英語を習う2つのデメリットとは?
保育園で英語を習うことはメリットばかりではありません。デメリットも少なからず存在します。子供のためにもデメリットを把握し、サポートをしていきましょう。
具体的には、英語教育を進めることで日本人としての感覚や価値観がずれてしまうケースがあります。デメリットを解説していきますのでぜひ参考にしてください!
デメリットを克服するためには、保育園だけでなくご家庭での指導も大切になってきます。もしも、英語教育に熱心な保育園でありながら、日本文化や日本語もしっかりと教えてくれる保育園があれば非常にオススメです!
日本文化や日本語についての教育など、英語教育のデメリットを解消できる保育園選びについては以下の記事で詳しく解説しています!
ぜひ読んでみてください!
参考記事:幼少期における英語教育のデメリットを解消するには?
デメリット①日本語の未発達化につながる可能性がある
日本語よりも英語を優先して育てていくことにより、日本語をベースとした思考や考え方が発達せずに英語で物事を考えてしまう可能性があります。英語はすらすらと喋ることができるものの、日本語がたどたどしくなってしまう逆転現象が起こってしまうのです。
日本で生活していく以上は日本語が不自由なく使えることは大前提。小学校に就学した際に周りの子とのコミュニケーションを問題なく行うためにも、日本語もしっかりと教えていきたいですよね。英語中心の幼稚園に通わせる場合、ご家庭では、日本語をしっかりを使えるように教育をしていきましょう。
デメリット②日本人としての価値観が薄れる
日本人は比較的控え目で同調性が強く、謙遜をすることが美しいとされています。一方、海外の価値観としてはしっかりと自己主張をし、自分の意見を通すことが常識ですよね。保育園での英語教育により、海外の価値観が強まることで周りとのギャップを感じるようになる可能性があります。
本人に悪気はなくとも、周りの子に受け入れられず孤立してしまうケースも珍しくありません。子供の性格を尊重しながら、日本人としての価値感と海外の価値観、両方の良いところをうまく組み合わせていけるように、ご家庭で教育していくことも重要です。
英語教育を行う保育園選びの3つのポイントは?
保育園の英語教育のメリット・デメリットがわかったところで肝心の保育園選びのポイントを解説していきましょう。子供にできるだけいい保育園に行ってほしいと願うのはすべてのママとパパの願いですよね。
保育園選びのポイントはどれだけ保育園が英語教育に重きをおいているかで決まります。具体的なポイントを解説するので保育園選びでお困りの方はぜひ参考にしてください!
ポイント①英語教育への取り組み方をチェック
保育園が「英語を教えている」のか「英語も教えているのか」で大きな差が生まれます。英語を教えているのであれば、保育園の長所として押し出している場合が多いので英語教育自体に熱心に取り組んでいるといえます。
英語も教えている場合は教育の一環として教えている場合が多く、先生も英語を専門的に学んでいない普通の先生である場合があります。この場合は英語を大きく伸ばすことは難しくなってしまいます。必ずしもそれが悪いことではないのですが、保育園の英語教育への取り組み姿勢は必ずチェックしておきましょう。
ポイント②英語の先生の国籍比率のチェック
先生は言わずもがなネイティブである先生が多い園のほうが英語力の成長が期待できます。日本人の先生でも帰国子女であったり留学経験のある先生であれば英語力は問題ないでしょう。英語をネイティブに近い発音で話せることが重要なのです。
ネイティブ、あるいはネイティブに近い発音を授業で聞くことで英語耳の発達に貢献できると共に積極的に英会話ができますので、急速に英語力が伸びていきます。幼少期に英語を習得させたい場合は、書くことよりも話す・聞くことが英語力を大きく伸ばしますので、英語が頻繁に飛び交う環境は非常に重要です。
ポイント③帰国子女の受け入れができるかをチェック
帰国子女の子供を持つ家庭はチェックしましょう。
保育園によっては帰国子女の受け入れが難しい場合があります。帰国子女といっても英語の習熟度は千差万別ですので、入園前にどれだけ英語の習熟ができているか確認してくれる保育園ですと安心できます。
海外から日本へと生活環境が変わった状態での保育園への入園は子供の大きな不安へとつながります…保育園が子供への理解をどれだけ示しているかは実は重要なポイントです。
まとめ
保育園からの英語教育は子供の英語力を伸ばしてくれるだけでなく多様な価値観の形成にも一役買ってくれます。英語を身につけることで子供の将来にも活かすことができますので保育園から英語教育を始めることがおすすめです。
英語を本気で身につけさせたいのであれば、保育園がどれだけ英語教育に熱を注いでいるかで保育園選びを決めましょう。事前に確認できるポイントはありますので、保育園のホームページを見たり、直接保育園に問い合わせてみましょう。
英語教育に熱心な保育園でありながら、日本文化や日本語もしっかりと教えてくれる保育園があれば小さいうちから英語教育をするデメリットも打ち消されて非常にオススメです♪
保育園から英語教育を始めることは不安もあるかもしれません。ですが、適切な保育園を選ぶことができればそんな不安も吹き飛びます!
子供の英語教育を成功させるためにも保育園選びは慎重に行いましょう!
私も、英語教育と日本文化・日本語教育の両立ができる園を探した結果、ファンシャインアカデミーに子供を通わせることにしました!
今は、この園を選んでよかったな!と思っています★
以下の記事に、私が保育園選びをした時のポイントや実際に通い始めてからの子供の様子などを書いているので、ぜひ読んでみてください!
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